掃出窓にテラスを新設(米原市)

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掃出窓をすっぽり包み込むようなテラス設置工事です。人通りから見える西面だけカタガラスで半透明にし、それ以外は透明ガラスにしました。





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障害となるものは室外機だけでした。室外機は南面から西面に少しだけずらしました。物干し竿は今のまま使えます。
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掃出窓から出入りでき、留守の間も洗濯物を干すことができるようになり快適です。




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ドアは駐車場側の西面に1箇所取り付けました。それ以外の場所は2枚建の引違窓と周辺はFIX窓です。
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東面から見るとこんな感じ!奥行きも結構あって広々快適です。




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テラス窓を設置する時、このような屋根の場合注意が必要です。

片流れの屋根の真下にテラスを設置したいとのことですが、
雪が積もった時、落雪があるとテラスの天井が凹んだり、破れてしまいます。

ちなみに積雪100cmタイプだから大丈夫かというとそうではありません。

あくまで積もる雪に対応しているのであって、
落ちてくる雪の衝撃には耐えることができません!!

だから、
雪の対策を打たずにテラスを設置すると、
大雪が降った時とても後悔することになります。

そのようなことをアドバイスさせていただき、
ゆきもちくんという落雪対策の器具を屋根に取り付けさせていただきました。





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これは対策をする前です。屋根には雪止めがありますが、これだけでは大雪が降った時に落雪してしまいます。その雪止めに設置することで落雪を防止できる器具が右の写真になります。
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コイルのようなものと網を取り付けますが、落雪を防ぐ絶大なる効果があります。雪を止めるのではなく、序々に溶かしていくという優れもの。
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遠めから見ると片流れの屋根に6mくらい設置しました。
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コイルを接写するとこのような感じです。
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この網とコイルにより雪を止めるのではなく、雪を溶かして雪解け水を樋に流しこみます。



ゆきもちくんを作成された会社さんのホームページを見てもらえたら、詳しい原理が分かるかと思います。

参考までに