仏間・床の間 も含めた大規模リフォーム (長浜市)
床の間には、雲板を取付 床の間の格を上げました。
耐力壁を可能な限り造りたいのですが 地域柄 まぜ事が
ありますので 2間続きの和室には、耐力壁は造りません
が、可能な限り造ることを心掛けています。
建築当初のベンガラは、色落ちと汚れが目立ちましたが
内部 外部 共 ご主人が古色ベンガラを上塗りされましたので
趣のあるお家になったのと同時に、リフォーム費の大きな節約にもなりました。
8畳 2間続きの和室のあるお家 いいですね。
広縁の床も 昔は、縁甲板の1枚張りで、たわみや隙間風が入ってきたりしましたが
構造用合板を捨て張りした上に張りますので、12㎜の床が24㎜の床になり丈夫になります。
もちろん、バリアフリーにします。
建具を取付け、新畳を入れて お洗濯に出されていた お仏壇のお帰りをお待ちするだけです。
お仏壇のお帰りの前には、神棚の設置は済ませておかなければいけません。大事なことです。
リフォーム後にどのような家具や家電製品を
どこに どのように 置かれようとお考えなのか
きちんと お聞きしておかなければいけません
リフォーム後も使われる調度品や家電類 また 新たに購入予定されているものの寸法等も きちんとお聞きして
レイアウトプランを立てて、不用品は全て処分させていただく。 これも大事なことです。
綺麗に出来たけど、お気に入りの家具を置くと、コンセントやスイッチが使えない、窓にかかってしまう
これでは、残念ですよね
出の間から見た玄関です。
4間建ての障子は、2枚建ての引違障子に取替え
土間からホールにします、
出の間 南面の木製建具も複層ガラスの掃出し窓に取替え 木製雨戸の収まり壁は、耐力壁にしました
2階の内装工事は、以前に済ませておられましたので
階段の上がり口の変更は、出来ないという制約がありました。
階段は、既設の再利用を との、ご要望でしたので 一旦取り外し サイズ直しをして 掛け直ししました。
ただ 冷暖房のロスを防ぐためと、きちんとした手すりが取付できるよう 階段室は造らせていただきました。
畳下の荒床板は、4部屋分の中から いいものだけを選び 居間と出の間に再利用させていただきました。